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上棟式って何するの?覚えておきたい最低限のマナーを解説!

こんにちは!今回はみなさんがほとんど体験したことがないであろう、上棟式について解説していきます。
実際家を建てる、となるまで聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。

上棟式は「参加する、参加しない」という選択は施主次第であり、ハウスメーカー、工務店によっても方針が異なります。
今回の記事を読むことで、上棟についての正しい知識や、最低限のマナーを理解することができますのでぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

 

 

上棟式とは?

上棟式は家の骨組みを作り上げるセレモニーイベント

上棟式(じょうとうしき)とは建物の造営した際に執り行われる建築儀礼。この式例は棟上げ(むねあげ)ともいう。また、建前(たてまえ)建舞(たてまい)ともいう。なお英語ではトッピングアウトが上棟式に相当するが柱をたて始める立柱式(柱建て)を指している場合もある。一般的には、最後の梁を建物の最上部に設置して屋根を完成させる際に行われ、梁に大工や建築主らが署名した後、梁を屋根に引き上げて固定し、その上に常用樹の葉や枝で作った飾りや旗などを設置し、その後は一同で飲食を行う。(ウィキペディアより抜粋)

とあります。要は「家の骨組みを立ち上げる際のイベントで、棟木という屋根のいちばん上にあたる材料を設置するまでをみんなで祝おう」といったものです。

 

現代の上棟式

上棟式は工務店やハウスメーカーによってはやる、やらないといった選択肢が存在します。上棟式を重んじるメーカーもありますし施主の負担を考えて行なっていないメーカーも。現代の上棟式は建物の大きさによりますが1日、ないし2日に分けて上棟作業を行い棟木が上がる日にご家族、関係者、棟梁と共に簡易的に行います。地鎮祭のように神主を呼んで厳粛に取り行ったりはせず、棟梁が音頭を取り、進行してきます。

幸和ハウジングでの上棟式の流れ(※地域によって異なる)

(簡易な上棟式)
1.棟梁がぼんでんと呼ばれる飾り物を建物の二階中央に設置する
2.棟梁が祭壇を設け、酒、塩、洗米をまきお清めをする
3.棟梁の祈願
4.施主・関係者の祈願

 

 

 

上棟式でのあれこれ

予算はどのくらいかかる?

上棟式で検索すると様々な情報が出てくると思います。その中にはご祝儀を用意しなければいけない、とか大工さんに持たせる引き出物はどうすればいい?と悩む方が多くいらっしゃいます。

正解はないので一概には言えませんが、上棟式を行う場合はご祝儀を用意する。上棟式を行わない場合はご祝儀は不要。という形で良いのではないかと思います。一般的にご祝儀の目安は棟梁に1万〜3万円、応援大工に3〜5千円。といったケースが多い様です。引き出物としては菓子折りやお酒類で1,000円前後の物を人数分用意が妥当です。(棟梁には一升瓶を用意することも)

ちなみに私が自宅を新築し上棟式を行なった際は棟梁に1万円、応援大工には5千円をご祝儀として差し上げ、合計6万円程度かかりました。引き出物はなしでした。

 

家族はよぶべき?

上棟は建築の中での祭り事と呼ばれ、非常にめでたいとされる日です。一般的には忌み嫌われる仏滅や三隣亡などを避けて、友引、大安に行われます。工事のスケジュール上、土日を選んで行うことは難しい為、平日に行うことが多くなります。予定が合えば是非ご親族や親御様にも参加していただくのが良いでしょう。

 

雨が降ったらどうなるの?

小雨程度ならなんら問題なく上棟を行うことができます。基本的には工事開始前に着工日、上棟日を決めて工事をスタートしていく為、簡単には日程を変更することができません。ただ台風の時期や暴風雨を伴う雨天の場合は注意が必要です。天気予報であらかじめ予測することができますから、事前にわかる場合は工事監督から中止のご相談があるはずです。

 

当日のタイムスケジュールは?

幸和ハウジングで行う上棟のタイムスケジュールは以下

7:30  大工、監督が現地に集合

8:00  点呼、朝礼の後作業開始

10:00  休憩(お茶菓子や飲み物をご用意いただきます)

10:30  作業再開

12:00  昼休憩(お弁当、お茶菓子、飲み物をご用意いただきます)

13:00  作業再開

15:00  休憩(お茶菓子や飲み物をご用意いただきます)

16:30 作業終了、片付け作業(餅投げがある場合はここから準備開始)

16:45  上棟式開始

17:00  施主様からのご挨拶、終礼

ご祝儀、引出物のお渡し、解散

 

この様なタイムスケジュールで1日が進みます。進行は営業ないし監督が行いますが1日がかりで行う為、参加される施主様もなかなか大変です。無理のない範囲でご協力をお願いしております。

 

当日の格好はどんな服装がベター?

フォーマルな格好ではなくてもOK。ラフ過ぎない通常の格好であれば問題ありません。ただ皆さんで記念写真などを撮らせてもらうことが多い為、お気に入りの格好をしていきましょう。また地鎮祭時にご近所回りをしていない場合は監督と一緒に挨拶回りをするケースもあります。監督が事前に回る事が多いですが、お施主様が伴う挨拶回りもとても重要。営業や監督に相談し一度は必ず伺う様にしましょう。

 

上棟式や餅投げの相談は早めに

上棟式と切り離せないのが餅投げ。餅投げをやる方はひと昔前に比べかなり少なくなりました。感覚的には餅投げを行う方は1割にも満たない印象です。特に建て替えや2世帯住宅の場合は餅投げの割合が高い為、親御様に相談されたり事前に検討しておくのが良いでしょう。餅投げを行う場合の費用はおおよそ20万〜30万程度。餅を何俵投げるかにもよりますが一般的には2〜3俵投げることが多い様です。お餅やお菓子の手配などを行う必要がある為、営業の方に相談し遅くとも2〜3週間前には餅投げを行う旨を伝えるようにしましょう。

 

まとめ

1・上棟に参加する、しないは任意で選択可能。行う場合は建築会社が進行してくれますが要打ち合わせを。

2・上棟式にかかる費用は6万〜8万程度。餅投げを行うと総額で25万〜30万程度必要。

3・挨拶回りをしっかりと行い、近隣に配慮しておきましょう。

 

いかがだったでしょうか。上棟式はあまり経験できることではありませんので漠然と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。事前に概要を知ることで心のモヤモヤを解消し、前もって準備しておくことができます。最低限の知識やマナーを身につけ、スマートに行なっていきましょう。

 

建築前に行うイベントに関しての過去記事はこちら

意外と知らない地鎮祭のこと

 

 

 

 

 

 

 

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