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コラム column

平屋ならではのおすすめ仕様!

皆様、こんにちは。

浜松市、豊橋市、静岡市を中心に、建築士とつくる地震に強い注文住宅のご提案をしている幸和ハウジングです。

 

今回は、「平屋」についてです。

 

弊社でも相変わらずの人気を誇る平屋ですが、皆さんもまだまだ関心が高いのではないでしょうか?

 

平屋の間取りのご紹介を少し前のコラムで上げさせて頂きましたので、

もしご興味ある方は、ご覧になってみてください。

【ベテラン設計士が考える】30坪以下で建てる平屋の間取りをご紹介

 

今回は、平屋を検討されている方向けに、平屋ならではのおススメの仕様や商品をご紹介したいと思います。

 

 

目次
 
 

 

勾配天井

 

勾配天井とは、屋根の勾配を活かして、その勾配なりに斜めに作られた天井のことを言います。

通常は、屋根の下には、屋根裏の空間があり、それに蓋をするようにフラットな天井が貼られてきます。

 

上記写真のような、イメージです。

正面に見える和室の天井が一般的な天井の高さになるので、勾配天井にすると、天井面が吹き抜けてかなり開放感のある空間になります。

 

これが、仮に二階建ての建物だったと想像してみてください。

LDKの上には、2階のお部屋が乗っかってきますので、このような勾配天井にするのは不可能ですよね。

2階にLDKを持ってくるのであれば、このような勾配天井も可能にはなりますが、そもそも平屋を検討されている方は、階段のないワンフロアの生活をご希望されている方が多いので、2階LDKも素敵ですが、理想のイメージとは少し離れてしまうのかもしれません。

 

また平屋で勾配天井を採用される際は、屋根形状もポイントになってきます。

 

切妻屋根寄棟屋根片流れ屋根陸屋根など様々な種類がありますが、

高さや開放感を重視するのであれば、片流れ屋根をおすすめします。

 

切妻屋根や寄棟屋根だと、建物の中心が頂点になり、そこから緩く外側へ勾配が付くため、

片流れほどの高さや開放感は出せません。

 

ただ、勾配天井=片流れのイメージも定着していますので、あえて切妻や寄棟で勾配天井をやってみるのも格好いいかもしれません。

 

個人的にも寄棟の勾配天井は結構やってみたいです!

 

 

 

ロフト
平屋の勾配天井を採用されるなら、ロフトを一緒に作ってみるのもおすすめです!
 
平屋ですと、2階建てよりも収納力が限られてしまうケースが多々あると思います。
 
使わなくなった家具や、シーズンオフの家電や小物、アウトドア用品をざっくりとしまっておける場所があったら便利ですよね・・・。
 
そんなときにロフトが重宝します。
 
ロフトを作る際に、絶対におすすめするのが「固定階段」です。
ハシゴを使って昇り降りするケースもありますが、荷物を運ぶという点においては、普通に危ないですよね。
固定のしっかりとした階段があれば、多少重量のある物でも、安心して運び入れが出来ます。
 
また、せっかくロフトを作るなら、収納部屋として終わらせてしまうのは勿体ないです!
 
是非、趣味のお部屋としてロフトを活用しましょう!
 
 
お気に入りの小説や漫画を読んでみたり、映画鑑賞やゲームをする空間にしてもいいかもしれません。
 
天井高は建築基準法上、最高1.4mまでしかとれませんが、これがまた絶妙な高さで、低すぎず結構居心地が良かったりします。
 
「ロフトは固定資産税がかからない」なんてセリフを皆さん聞いたことがあるかもしれませんが、
 
◆ 天井の高さ1.4m以下
◆ 床面積は直下の階の1/2以下
 
大きくいうと、この2点を守っていれば、ロフトは法定床面積に含まれないので、固定資産税の課税対象面積にも含まれません。
 
趣味部屋は欲しいけど予算で迷われている方は、ロフトを検討してみてもいいかもしれません。
普通に趣味部屋をつくるよりは、コストを抑えれるかと思います。
 

 

H2400 ハイサッシ
これは、勾配天井ではなく平天井を採用された場合のおすすめです。
 
いわゆる「掃き出し窓」と呼ばれる、外へ出入り可能な大きな窓ですが、
一般的には床から高さ2.0m-2.2m程度のサイズを採用される方が多いです。
 
ここで、平屋を検討されている方に個人的におすすめしたいのが、
天井いっぱいまで高さを出した、高さ2.4mのハイサッシです!
 
平屋だと、2階建てに比べて、屋根の軒の出をより近くに感じることができます。
 
最近では、軒が深くかかった平屋の施工例もよく見かけますし、
平屋と深い軒の組み合わせはトレンドなのかもしれません。
 
そしてこの深い軒を活かすのが、高さ2.4mのハイサッシです。
通常の2.0mや2.2mの掃き出し窓だと、サッシの上に、下記の写真のように20-40cmの壁が出来てしまいます。
 
 
これを2.4mのハイサッシにすることで、内と外の境界を曖昧にして、室内の天井が外まで繋がっているかのように演出することができます。
 
上記の写真は、室内の天井も、軒天も同材のチークのパネリング材を使うことで、高級感を演出しています。
 
モデルハウスでも同様の手法を使うことが多く、幸和ハウジングでは人気オプションの一つです。
 
 

 

中庭
 
中庭は、大きく3つの種類に分けられます。
 
◆ ロの字・・・建物の中央に庭を配置し、上空から見た時にカタカナの「ロ」のような形の間取り
◆ コの字・・・建物外側に庭を配置し、上空から見た時にカタカナの「コ」のような形の間取り
◆ Lの字・・・建物外側に庭を配置し、上空から見た時にローマ字の「L」のような形の間取り
 
上記の写真は、ロの字とコの字の中庭を贅沢に併用したお家です。
中庭を中心にぐるりと回遊することができる間取りになっており、建物全体に自然光が差し込み気持ちのよい空間づくりが出来ています。
 
こういった中庭も平屋ならではの特権かもしれません。
 
もちろん2階建ての中庭も可能ですが、平屋よりも高さがある分、建物の影が出来てしまい、採光が少し取りづらいです。
しっかり採光を取ろうと思うと、中庭もその分大きくしないといけません。
 
平屋であれば、コンパクトな中庭でも十分な採光や風通しが見込めます。
 
幹線道路沿いの土地や、周囲に住宅が立ち並ぶ住宅街など、お庭の計画が難しそうな土地でも、中庭があれば、プライバシーや安全を確保しながら、寛いだり、お子様を遊ばせたりすることが出来ます。
洗濯物を外で干したい方にもおすすめです!
 
 
 
 

 

まとめ
今回は、平屋ならではのおすすめの仕様について考えてみましたが、
空間を広く見せる工夫や、外との繋がりを感じさせる間取りの工夫が平屋を建てるうえで、重要なポイントになるのかなと改めて感じました。
 
今回のコラムが平屋を検討されている皆様に、少しでも参考になれば幸いです。
 
 
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この記事の制作者
  ■ 浜松・静岡・愛知エリアにて注文住宅事業を展開し、2023年に創業50周年を
   迎える住宅会社。累計棟数約4000棟の家づくりのお手伝いをさせて頂き、
   ハウスオブザイヤーインエナジー優秀賞9年連続受賞。
  ■ 有名建築家『谷尻 誠』氏や『藤原 徹平』氏と共同プロジェクトを組み、
   モデルハウス建築の実績あり。

  文章:中安 祐大

 

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