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コラム column

【家づくりで失敗しない為に!】ーバルコニーって必要?-

【家づくりで失敗しない為に!】ーバルコニーって必要?-


 

バルコニー

皆様、こんにちは。

浜松市、磐田市、袋井市、藤枝市、静岡市を中心に、建築士とつくる地震に強い注文住宅のご提案をしている幸和ハウジングです。

 

間取りを考えるときに必ず直面するのが、バルコニー問題。 皆さんバルコニーがあるのが当たり前だとお考えではないでしょうか。 今回は実際の所、バルコニーって必要なの?という切り口で解説をしていきます。

是非、最後までご覧いただけると幸いです。

 

バルコニーは本当に必要?


 

洗濯物は新築一戸建てであれば通常一階に干される方が多いと思いますが、賃貸に住まれている多くのお客様はまず「洗濯物はバルコニーに干すものだ」という概念をお持ちです。 もちろん現在バルコニーに干している方が大半ですからこの思考に行きつくのは当たり前ですね! その結果「バルコニーは布団と洗濯物を一緒に干したいから全面バルコニーが欲しい! 奥行も広く欲しいし、外から花火を見たりバーベキューなんかもできるといいですね!」 という結論に至るわけです。 今回は若干の批判覚悟で皆さんに敢えてご提案致します。

 

『バルコニーは不要です!』

 

本当に多くの方がバルコニーを欲しがるのですが、実はバルコニーには多くトラップが隠されているのです。 もちろんバルコニーがあれば、お布団が干せたり外観のアクセントになったりとメリットは多くあります。ただそれ以上に新築時には顕在化するのが難しい潜在的なデメリットをまとめてみました。

 

デメリット
  • バルコニーはFRP防水塗装がされており初期建築コストが高額になる
  • メンテナンスコストが約10年おきに数十万単位で必ずかかる。(施工範囲によります)
  • FRPが汚れやすいので定期的に床面の掃除が必要で、履物も必須
  • 万が一バルコニーから漏水すると建物にとっては致命傷になる
  • 二階の洗濯物干しは動線上効率が悪い(一階に洗濯機がある場合)
  • 布団を干す際に手すりや外壁が汚れている為、掃除してから干すというひと手間

 

などなどデメリットを挙げればきりがありません。 長いスパンで考えたときのコストパフォーマンスが悪いのです。そこまでしてバルコニーを作る必要がありますか? それ、他の代替え案でどうにかなりませんか?という事ですね!

 

代替案を検討しよう!


 

▼バルコニーを考える前に以下の検討をしましょう。

  1. 一階で理想の物干し動線は叶えられるか?
  2. 乾燥機で代替えできないか?
  3. 二階にサンルームを設置して代替えできないか?
  4. バルコニーの検討開始

このくらいの順番で良いと思います。

ただお日様でカラッと干した時の匂いや気持ちよさ、最高ですよね!それも非常にわかります。 ただもしかしたらバルコニーでなくてもそれは叶うのかもしれません。是非一度見直してみましょう

 

お勧め便利ツールを採用しましょう


 

ここからは洗濯物を干す為の便利なツール4選をご紹介していきます。

みなさんのお家に後から付ける事ができるものもありますので是非ご参考下さい。

 

森田アルミ工業/pid 4M 室内物干しワイヤー

物干しワイヤーpid森田アルミ工業様HPより画像引用

これは特に、後付け可能で使い勝手抜群!!

耐荷重10kgと頑丈なのに平常時はワイヤーを格納しておくことができます。見た目もスリムでスッキリ!設置コストも意外とリーズナブルです。

 

森田アルミ工業/Kacu

室内物干しKacu

森田アルミ工業様HPより画像引用

シンプルかつスタイリッシュな固定型物干し。

直線的なデザインがどんなスペースにもマッチするので、近年とても人気の商品です。

 

サンワカンパニー/布団干しバー ホセ

サンワカンパニー ホセ

こちらは窓の外にそのままお布団が干せてしまいます。 お布団は布団乾燥機なるものがたくさんでておりますので電気で乾燥、という選択肢もあるのですが、どうしても干したいという方はこちらのホセをご利用下さい。

 

リンナイ/ガス衣類乾燥機 幹太くん

幹太くん

最近の室内干しブームの火付け役といっても過言ではないガス衣類乾燥機『幹太君』

ガスの高温の温風で洗濯物がふわふわに仕上がる上に、部屋干しだと気になる生乾き臭を防いでくれます。

圧倒的に毎日の時間短縮になり、いつもより15分寝坊ができたり、寒い冬にも外に出て花粉をあびる必要もありません。 導入にそれなりの費用はかかりますが、それだけの価値があります! この生活に慣れてしまうともう毎日干すことはできません。 以上いかがだったでしょうか?(^^)

 

バルコニーが輝くとき


 

バルコニーに関しての見解には当然個人差がありますが、バルコニーは基本オススメしない事が多いです。ですが唯一バルコニーが輝くときがあります。

それは『二階リビング』の間取りの時です!

二階リビングとバルコニー

この場合はリビングを広く見せる仕掛けの一つとしてよい仕事をしてくれますし、ウッドデッキなどを敷けば汚れることも少なく紫外線に当たらない為、メンテナンスサイクルのスパンが長くなる可能性があります。 定期的なメンテナンスは覚悟してもそれ以上の恩恵を享受できるでしょう。 洗濯物に限らずお布団も布団乾燥機という選択肢や、子供部屋に布団干し掛けを設置し部屋干しする、というのも有効ですね。 まずは頭の中にある固定観念にとらわれる事が無い様、自由な発想で家づくりに向き合ってみましょう! 因みに私も自宅建築時にバルコニーを設けましたが、全く使用しておらず、いまでは大変後悔しています・・(´;ω;`)

 

まとめ


 

もう一度まとめると、

  1. バルコニーを考える時は、本当に必要かどうかを考える
  2. 代替案を検討しましょう
  3. お勧め便利ツールを採用しましょう

 

以上、ご覧いただきありがとうございました。バルコニーの必要性を十分に考えてご自分たちに合った家づくりを楽しんで下さいね。バルコニーがなくても家は建ちます!

 

幸和ハウジングでは家づくりを応援するキャンペーンやイベントを随時実施中!

幸和ハウジングは、2023年に創業50周年を迎えました。

浜松市、磐田市、袋井市、静岡市、藤枝市など静岡県内を中心に、新築の注文住宅から、リフォームまで幅広く承っております。

 

子育て世帯や、家事や育児に頑張る奥様を全力応援するべく、家事ラク導線やタイパを意識した間取りを自社設計士がご提案させて頂きます。

 

平屋や屋上庭園、ガレージハウスなどの実績も豊富で、

モデルハウスや実際に建てられたお客様の施工例写真もHPよりご確認頂けます。

 

イベントやキャンペーン、完成見学会なども随時実施中です。

 

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この記事の制作者
 

■浜松・静岡・愛知エリアにて注文住宅事業を展開し、2023年に創業50周年を迎えた住宅会社。累計棟数約4000棟の家づくりのお手伝いをさせて頂き、ハウスオブザイヤーインエナジー優秀賞10年連続受賞。

■有名建築家「谷尻誠」氏や「藤原徹平」氏と共同プロジェクトを組み、モデルハウス建築の実績あり。

 

Writer:広報担当 中安祐大

 

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