2018.03.06 藤枝店
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こんにちは。
藤枝店の営業マンパパ 伏見です。
幸和ハウジングは静岡県~愛知県で家づくりをしている「ビルダー」です。
一般的に「ハウスメーカー」が全国展開している大手住宅メーカーを指すのに対し、「ビルダー」とは地域に密着した建築業者を表す言葉です。
今回は、家をこれから建てようとお考えの方にとっての、「ハウスメーカー」を選ぶメリット、「ビルダー」を選ぶメリットを考えてみましょう。
家を「工業製品」と考える場合、ハウスメーカーは有力な選択肢に上がるでしょう。
イレギュラーを排除した「全国統一規格」、大量受注による工場生産、こうしたシステムの流れによる品質管理と生産性の向上は、ハウスメーカーの最も得意とするところです。
これに対して「ビルダー」は・・・とお話しする前に、ある先生をご紹介します。
前真之(マエマサユキ)准教授
東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 工学博士で一級建築士でもあります。
国立研究開発法人 建築研究所にも研究員として在籍され、最新・最先端のエコハウスづくりに携わっておられる方です。
前先生のセミナー・講演に何度か参加させていただきましたが、非常に心に残った言葉がありました。
「静岡県に建てる家と石川県に建てる家が、同じ家で良いはずがない」
例えば日射量。
御前崎市が2230.6時間で全国1位、浜松市が2207.9時間で全国3位と、静岡県は全国有数の日射量を誇ります。
ですから静岡県では夏の暑さを考えて小屋裏の断熱をとても重視しますし、冬は豊富な日射量を活かして南面から太陽光を取り入れることを考えます。
いわば「パッシブハウス」の原点ですよね?
これに対して、日射量の少ない石川県では厳しい冬の寒さを考えて、壁の断熱をより重視します。
冬は曇天で暗いことが多く、日射量も少ないため、日射エネルギーを窓から取得するという考えは基本的にありません。
また、たとえ同じ静岡県であっても、川根本町と御前崎市では「快適な家」の要件が全く異なりますよね?
話を戻します(^^)/
家を建てるのは海沿いなのか、街中なのか、山の中なのか? はたまた、風はどちらから吹くのか?
立地のメリット・デメリットを見据え、敷地のゾーニングによる解決だけではなく、家の間取り・プランとして設計者が自由自在に線を描き、最適な提案をする。
これは、「ビルダー」だからこそ、深く掘り下げて「できる」ことです。
「幸和ハウジング」はここをとても大切にしています。
なぜなら「できること」と実際に「やること」は違うからです。
もしもあなたに「ビルダーからの最適な提案を受けたい!」と思っていただけましたら、ぜひ、お話の続きを藤枝店で(^^)v
ゆっくりお茶を飲みながらお話しできたら嬉しいですね♪
次回は「ビルダーが苦手なこと」についてお話ししたいと思います。