持続的な社会の
実現に向けた家づくりPROJECT共同プロジェクト
CONCEPT
持続的な社会の実現に向けた家づくり脱炭素化を目指す「自立循環型」の家づくり
日本国内の取り組みとして、「2050年までに温室効果ガス排出をゼロとする脱炭素社会の実現」を目指す中、
住宅エネルギー排出をいかに抑制するかが今後の課題となります。
本プロジェクトでは、太陽エネルギーで自立できる住宅を実現すべく産学連携して共同で設計&施工に取り組んでいきます。
「自立循環型住宅」とは
自立循環型住宅とは、気候や敷地特性などの住宅の立地条件および住まい方に応じて極力自然エネルギーを活用した上で、建物と設備機器の設計や選択に注意を払うことによって、居住性や利便性の水準を向上させつつも、居住時のエネルギー消費量(二酸化炭素排出量)を2010年頃の標準的な住宅と比較して、太陽光発電を含めずに50%にまで削減可能な、太陽光発電を含めるとゼロエネルギー化が可能な現時点において十分実用化できる住宅をいいます。
PROJECT GOALプロジェクト目標
脱炭素化に向け
太陽エネルギーで自立できる住宅の
3つのポイント
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POINT01
自然エネルギー
の活用 -
POINT02
高断熱構造
-
POINT03
省エネルギー設備
の利用
POINT01
自然エネルギーの活用
自然風や太陽熱、太陽光などの自然エネルギーを化石エネルギーに代えて活用する技術です。
POINT02
高断熱構造
断熱、日射遮蔽といった建物外皮の建築的措置により、熱の出入りを抑制し、室内環境を適正に保つ技術です。
POINT03
省エネルギー設備の利用
エネルギー効率の高い機器やシステムを選択し、投入エネルギーを低減し、かつ快適性を向上させる技術です。
SIMULATION
東京大学による
設計シミュレーション
幸和ハウジングの提案プランを元に
東京大学の前研究室の学生が
シミュレーションし検討します
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01
太陽光による
日射取得・日射遮蔽 -
02
太陽光による発電効率
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03
日射による窓ガラスの
仕様や性能値の変化 -
04
屋根の方角・勾配
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05
サッシ高さ・庇の出による
彩光検討 -
06
ブラインドによる
日射取得・日射遮蔽 -
07
エアコンの冷暖気を
循環させる空調計画 -
08
蓄熱剤による
日射保温効果 -
09
自然通風計画による
快適生活+熱抜き効果 -
10
樹木やシェードによる
日射遮蔽(夏期)・日射取得(冬期)
「自立循環型住宅」浜松市東区中野町に完成予定
MODEL HOUSEHAMAMATSU NAKANO
浜松市東区中野町に東京大学の学生たちが周辺環境を考慮しながらシミュレーションを重ね、地域に適した断熱性能と住宅エネルギー削減を目指したモデルハウスが完成予定です。旧国道沿いに立地予定であり、歴史ある風格も外観に取り入れていく方針です。
※画像はイメージです
PROJECTTEAMPROJECT TEAMプロジェクトチーム
それぞれの分野の専門家による共同開発で
自立循環型住宅の実現を目指します
産学
連携
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2050年を目標に日本でみんなが健康・快適にゼロエネ・ゼロエミッションで暮らせる社会の実現に役立つ住宅の技術・設計手法の開発する研究を行っています。
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デザインは勿論、安心・安全な丈夫な家、地域にあった本当に良い家を提供することを使命に静岡・東三河エリアを中心に注文住宅一戸建てを得意とする住宅会社です。
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「日本中の木造住宅を地震で倒壊させない!」の理念の元、日本で一番わかりやすい「構造」を学ぶ場所「構造塾」を主催する木造建築の構造を考える企業です。
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「Architectural Productsで社会を幸せにする会社。」持続可能な社会を実現するため、省エネ、ひいてはCO2削減に貢献する高断熱の”樹脂窓”の開発や普及、情報発信に取り組む窓メーカーです。
Maelab
前真之サステイナブル建築デザイン研究室
前真之研究室の研究テーマは「2050年を目標に日本でみんなが健康・快適にゼロエネ・ゼロエミッションで暮らせる社会の実現に役立つ住宅の技術・設計手法の開発」です。現在の技術を踏まえつつ、将来必要になる技術や設計手法に取り組んでいます。