建物面積 | 敷地面積 | 工法 | 工期 |
1F 69.56㎡(21.04坪) 2F 74.52㎡(22.54坪) |
189.44㎡(57.30坪) | 木造在来軸組工法 | 6カ月 |
住宅街でひときわ目を引くスタイリッシュな外観。
アシメトリーなフォルムに大きなFIX窓を組み合わた外観が、住宅街でひときわ目を引くNさんのご新居。ご夫妻とご長男、そして双子のご次男・ご三男の5人が暮らしています。「子どもはいずれ大きくなるけれど、入居して最初から生活が不便なのは嫌だから」と、アプローチにはスロープを設置。そのおかげで、子どものベビーカーを押しながらスムーズに玄関に入ることができ、宅配便の業者さんにも荷物を運びやすいと喜ばれているそうです。「それに、年を取ってからも便利でしょうし、スロープを付けてよかったです」と奥様が笑顔で話します。
玄関に入ると、居室のように広い土間があり、その開放感に圧倒されます。「家に入った瞬間に窮屈な感じがするのが嫌なので、とにかく玄関を広くしたくて。これだけ広いとベビーカーに子どもを乗せたまま玄関に入れるし、ネットスーパーの荷物を仮置きしておいても邪魔にならないので便利です」と奥様。玄関のアクセントウォールにはホワイト系の石のタイルを採用。間接照明に照らされて、石の質感がいっそう表情豊かに描き出されます。
インスタグラムの実例写真が気に入って、
仕事帰りに豊橋展示場へ。
Nさん夫妻がそもそも家づくりを計画したきっかけは、ご長男が生まれてから、以前住んでいた賃貸マンションが手狭に感じられるようになったから。インターネットやSNSで住宅会社を探していたところ、インスタグラムで紹介されていた当社の実例写真が目に留まり、ご主人がさっそく仕事帰りに豊橋展示場に立ち寄ったのが、出会いのきっかけでした。「幸和ハウジングさんの家はどの家を見てもオシャレでカッコいいのが決め手になりました。それに、せっかく家を建てるなら、私たちの要望をちゃんと聞いてくれて、家づくりに親身に取り組んでくれる会社がいいと思っていたので、その点も幸和さんは合格でした」と奥様が振り返ります。
土地は、ご主人の実家に近いエリアであることが第一条件で、ご夫婦には住宅会社を決める前からすでに目星をつけていた土地がありました。そのため、最初はその土地に家を建てる前提でプランニングを進めていましたが、「土地が北向きで日当たりが悪いので、どうもしっくり来なくて」と奥様。家を建てるなら、明るくて風通しが良い家であることは大前提。そこで担当の住まいパートナー・澤野が、周辺にもっと適した土地はないかと探し始め、見つけ出したのが現在の土地でした。この土地は東側が隣家の私道になっているので明るさを確保でき、プライバシーも確保できます。「この土地に決めてから、私たちの要望がしっくりとプラン内に収まるようになり、とんとん拍子に計画が進みました。土地を探してきてくれた澤野さんに感謝です(笑)」と奥様。
暮らしの中心は、こだわりのアイランドキッチン。
新居のプランニングのキーポイントは、縦長の土地をいかに有効に利用するかということでした。まず、駐車場は4台分を確保するのが必須条件だったため、建物を奥に配置し、東側のデッキを囲む細長い「コ」の字型の建物をデザインしました。間取りの基本プランを考えたのはご主人。家づくりに特別なこだわりがあったご主人は、建てた後の暮らしを具体的にシミュレーションしながら、頭の中で新居のイメージをかなりリアルに思い描いていたそう。それを当社が忠実にカタチにしていくことが、今回の家づくりの進め方でした。
奥行きのあるLDKの中心には、デッキに沿ってアイランドキッチンを配置。スタイリッシュなグレーのキッチンが、シンプルな空間をクールに彩り、洗練された雰囲気を醸し出しています。キッチンに立つと目の前がデッキになっていて、いつも外の開放感を味わいながら炊事ができるのも魅力です。キッチンの横にダイニングテーブルを一列に並べたことで、配膳や片付けも楽々。家事や子育てに追われる奥様にとっては、こうして家事の時短ができるだけでも大助かりです。
アイランドキッチンの背面には大きな扉で覆った収納スペースがあり、電化製品も隠してしまっておけます。「よく、アイランドキッチンだと散らかしておくと汚れが目立つのではないかと言われますが、うちの場合はアイランドキッチンにしてよかったです。1日に1回はキッチン回りを片付ける習慣が身に付いたし、いつもキレイにしておけると気持ちがいいから」と奥様。
キッチンの白いカウンターは奥様がセレクト。木目の下がり天井はご主人のこだわりで、バーのようにオシャレな空間が実現。キッチンカウンターを広くしたのは、子どもの手が離れたら、夫婦でゆっくりお酒を飲みたいからだそう。早くそんな時間が持てるようになるといいですね。
LDKと一体型のデッキで、
プライベートな家族時間を満喫。
デッキの脇にはフェンスを設けてあり、家の中でもデッキでも周囲の視線を気にせず過ごせるので、「実はこの窓にはカーテンもつけていないんですよ」と奥様。休日にはご主人と子どもたちがデッキで遊ぶ姿を見守りながら料理を作り、それを外に運んでみんなで青空ブランチを楽しむことも。夏にはプール遊びや水遊びでデッキが大活躍でした。玄関土間からデッキに直接出入りできるようにしたのは奥様のアイデア。「リビングの掃出窓が大きいので、開けるとエアコンの風が逃げるし、虫も入ってきやすいので、出入り口を別に設けて大正解でした」と使い勝手の良さを実感。玄関からの出入り口を設けたことで、デッキを利用する機会も増えました。
体を思いきり動かして遊べる
楽しいスキップフロア。
ダイニングの奥にあるリビングは、壁に沿ってL字型にソファを配置し、「こもり感」がなんとも心地よい空間。ソファに座ると、正面にスキップフロアが見えます。スキップフロアを設けた理由は、1階に収納スペースが欲しかったから。「本当はパントリー収納が欲しかったんですが、スペースの関係で叶わなかったので残念に思っていたところ、澤野さんがスキップフロアを設けて下の階を収納に使ってはどうかと提案してくれました」と奥様。現在、スキップフロアは上下階ともに子どもの遊び場として使っていますが、いずれは下の階に季節の家電などかさばるものを収納する予定です。
スキップフロアの下の階は絵本を読んだりおもちゃ遊びをしたりするスペース、上の階はジャングルジムやトランボリンなどの運動遊びのスペース、そして2階の子ども部屋はブロック遊びをするスペースと、子どもたちは自然と空間を使い分けて遊ぶようになりました。「雨の日でもスキップフロアで体を思いきり動かして遊べるのでストレスが溜まらずに済みます」と、元気に遊ぶ子どもたちの姿を見守りながら奥様が語ります。
さらに、この家は水回りスペースを2階に配置してあるのも大きな特徴の1つです。ベランダは設けずにランドリーの広さにゆとりを持たせ、室内干しができるようにしました。さらに、奥様のたっての希望でガス衣類乾燥機「乾太くん」を導入。「干さないといけないもの以外は、大体乾燥機で乾かしています。タオルがふかふかに乾くし、超便利で、もう手放せません(笑)」と奥様
なんでも腹を割って話せる関係が
理想の家の実現へと導いてくれた。
ご夫妻が思い描いた通りの家で、充実した毎日を過ごすNさんご一家。当社との家づくりを振り返り、奥様は次のように話してくれました。
「まず、幸和さんが私たちのこだわりを細かいことまで聞き入れてくださったことに感謝しています。『実現できるかわからないけれど、とりあえず話してみよう』という人間関係を築けたことが大きかったと思うし、担当の澤野さん・鈴木さんと腹を割って真剣な話し合いもできました。工事が始まってからは、現場で大工さんやクロス屋さんなど、いろんな業者さんに家づくりのことやメンテナンスのことを教えていただけたのもよかったですね。現場で棚の高さといった細かい調整ができたことも、より満足度の高い家づくりにつながったと思います。後々外壁に防犯カメラを付けられるようにしておくなど、将来を見据えた一歩先の要望にきちんと対応してくれたのもありがたかったです」
3人の子育て中で外出もままならない奥様がいつも笑顔でいられるのは、何もかもがお気に入りの新居で、かわいいお子様たちとやさしいご主人の愛情に包まれながら、充実した暮らしを楽しんでいるからでしょう。