外観
南側のファサード面は、平屋ならではのガルバリウムの大屋根がダイナミックな印象をもたらしています。南側から見たときは、片流れの屋根のように見えますが、西側から見ると、南と北への差し掛け屋根になっていることが分かります。
どの方角から見ても、格好よく見えるようにデザイン設計がなされています。
また道路から見たときに、通行人の視線が気にならないよう、外構工事で腰壁を作っています。この腰壁も建物の外観デザインに大きく寄与しています。
外観
後回しにしてしまいがちな外構ですが、建物のプランニングの段階で外構計画も一緒に考えることが、外観デザインを整える上で重要になってきます。
外装材は、ホワイトの窯業サイディングをメインで使っています。
シーリングレスのサイディングで、メンテナンス性能も非常に高い為、
汚れが目立ちやすい真っ白な外壁も思い切って使うことができます。
テラス
深く軒がかかったテラス。夏場の熱い陽射しは軒が遮断してくれるので、日陰で気持ちよく過ごすことができます。
休日のお昼寝や、友人を招いてのBBQにもピッタリ。
床材にはタイルデッキを採用することでデザイン性だけでなくメンテナンス性もアップ。
軒天材には、無垢のチークパネリング材を採用。本物の木が醸し出す雰囲気が高級感をアップさせます。
LDK
玄関からそのまま繋がるLDK。
視線の抜け感と抜群の開放感を入った瞬間から感じ取れます。
LDK
LDKを勾配天井にすることで、大空間を演出。
床材には無垢のオーク材を採用。
リビング
リビングの平天井部分は、チークの無垢の羽目板を施工。外の軒天井も同一材で施工し、リビングの掃き出し窓を高さが天井いっぱいまである2m40cmに設定することで、リビングのチーク材の天井がまるで外まで繋がっているかのように感じられます。
LDK
リビングを1段フロアダウンさせることで、天井高をあげる役割と、ダイニングキッチンとの床材の違いに違和感を生まないようにしています。
ダイニング・キッチン
キッチンはクォーツストーンの天板のフルフラットキッチンを採用。
ダイニングテーブル横付けの間取りは大変人気の間取りになっています。
主寝室
カーペットで仕上げたホテルライクな空間。
ベッドスペースの背面の壁には、板材を等間隔で取り付けて格子状に仕上げています。
照明のライトを当てると、陰影がきれいに出て、ぼんやりと広がる灯りが幻想的です。
ウォークインクローゼットは、ガラスパーテーションと腰壁で仕切り、オープンな空間にしています。クローゼット内にカウンターを設置し、書斎やパウダーコーナーとしての使い方も可能です。
ロフト
屋根裏のデッドスペースを有効活用した空間になっており、
建築基準法上、高さ自体は一番高いところで1m40cmしか確保ができませんが、
お籠り感があり、逆に落ち着く空間になっています。
使い方は様々で、季節物の扇風機やひな人形などをしまっておく収納として活用したり、書斎やシアタールームなどの趣味の空間としての活用方法もあります。