兵どもが夢の跡
本社の野末です。
10月に入り朝晩は肌寒さを覚えるこの頃。
日中の心地よい陽気に誘われ、天竜区の二俣へ足をのばしてみた。
昨今の静岡県西部が舞台の一つとなっている大河ドラマの影響と、日頃の運動不足の解消を兼ねて
およそ2時間程度の散策。
今回の目的はこちら
かつて武田軍と徳川軍が激しく争った二俣城の天守台。
天竜川と二俣川に挟まれた要衝であり、天守台までの急峻な道を歩きながら、かつての戦に思いを
馳せてみる。
当時の城郭は軍事的な要塞であり、権力の象徴としての意味合いも色濃かったと言われているので、
現代の我々の住まいと性格は異なるが、住まいを建築する目的やこだわりは通じるものがあると思う。
弊社が提供する建物も時代によって変化はするものの、次の世代へと引き継がれるものでありたいと
改めて考えさせてくれた。