UA値だけが断熱じゃない!?〇〇が快適性に直結する理由
今回はみなさんが一番興味があるであろう、
「断熱・気密」についてのお話しです。
家づくりにおいて快適性に直結してくこのテーマですが、
感覚的にしか判断できない為、比較検討が難しい分野でもあります。
今回の記事を読んでいただくことで…
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✔️断熱を選ぶ際に重要な判断基準を知る事ができる。
✔️数値だけではわからない快適性について知る事ができる。
✔️うちは高気密、高断熱ですよ!の営業トークに騙されなくなる。
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このようなメリットが盛りだくさんです!
家をたてる上では絶対に無視できない断熱性。
ぜひ最後までご覧頂けると幸いです✨
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■断熱の基礎知識、UA値という数字
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家の断熱性能はUA値(建物外皮平均熱貫流率)
というもので表すことができることをご存知でしょうか?
UA値が低い家ほどイコール断熱性に優れた家、と考える事ができます。
この数字が低ければ低いほど冷暖房費は削減でき、熱を逃さない優秀な家、といえるわけですね。
この分野は知り出すと沼のように情報が深くどこまでも調べる事ができます。
そしてたどり着く答えは・・結局よくわからない・・という事です。
そう、専門的な分野過ぎて私達でもざっくりとしか理解できておりません。
だからこそUA値だけで判断してしまう方が非常に多いのです。
それ自体は悪いことではないですが、
気をつけてほしいポイントがいくつかあるのでそこから解説をしていきます?
■断熱性は湿度とセットで考える
断熱性を考える上で重要になるのはもちろん「断熱材」ですよね。
家の断熱の素材を何にするかは永遠のテーマかもしれません。
なぜなら断熱材の中でこれはイイ!と言われているものは多々あるのですが、
金額がピンキリでして…
費用対効果で選ぶのか?
それともコストをかけて性能を突き詰めるのか?
ここがまず1つのポイントとなります。
さらにもう1つ視座を上げて考えてほしいのが「湿度」についてです。
日本は高温多湿の国と呼ばれていますが、
特に夏場や冬場で湿度が大きく変化しますよね?
断熱材をいくら強化してもどうにもならないのがこの湿度です。
人体にとって理想的な湿度環境は40~60%の間といわれています。
この間の湿度であれば夏場でも冬場でも快適というわけです!
ではどうするのか?
夏場なら除湿機、冬場なら加湿器というものがありますが、
そんな電化製品に頼らずとも解決する断熱材が1つだけあります。
■セルロースファイバーは優秀な断熱材
それがセルロースファイバーです。
この断熱材、新聞紙が原料なんですが注目したいのは断熱以外の性能です!
代表的な性能を上げると防虫・防カビ、耐久性、調湿、吸音・防音、難燃、省エネetc・・・
他の断熱材でも断熱性以外に一つや二つ特徴はあると思うのですが、
これだけ他の断熱材に勝る性能を持った断熱材はなかなか無いと思います。
その中の一つ、調湿性能についてご案内したいと思います。
■高い調湿性能があり、自動的に湿度を調整してくれる
皆さん雨の日に靴がビショビショになって
新聞紙を詰めた経験があると思いますが、正にあれが調湿効果です。
他の断熱材は吸湿することは出来るのですが放湿が出来ないのが問題といわれています。
湿度を与えるとその体内に貯めこんでいってしまう為、
ベーパーバリアと言って室内で発生した湿度を壁の断熱材にいかないように防湿シートを貼るのが一般的です。
しかしセルロースファイバーは吸湿だけではなく放湿が出来る為
ベーパーバリア層を設ける必要がなく、
むしろ積極的に吸放湿させることで室内環境を快適な湿度に保つことが出来ます。
当然壁の中も乾燥状態に保つことが出来るわけですから
家の耐久性をあげ、長持ちさせることが出来るんですね。
■断熱材の劣化対策にも注意が必要
家の中に入る断熱材ですが、
実は劣化してしまうものもあることをご存知でしょうか?
これは特に注意してほしいのですが、発砲系のウレタンを用いた断熱材は
吹き付けと同時にどんどん劣化していく事が分かっています。
つまり新築時が一番性能が高く、時間が経つにつれて
どんどん寒くなってしまう可能性があるという事になります。
そうならないよう劣化対策も重要な選択の要素といえそうですね。
特に劣化に対して有効な断熱材は大きく以下となります。
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・グラスウール
・ロックウール
・セルロースファイバー
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上記は非常に優秀で何十年経っても、
新築時の断熱性能を保持する事ができます。
■断熱材はUA値+気密+調湿で選ぼう
ご家族が快適に、何年たっても品質が変わらない断熱材を選択しましょう。
その為には「UA値」+「気密」+「調湿」という
3つのキーワードを満たす断熱材が理想的だといえます。
様々な断熱材を比較検討してきた結果、弊社の出した結論は
「セルロースファイバーを使った、呼吸する家」です。
これらを抑えて家づくりを行っていただければ、
必ず「失敗しない家づくり」ができるはずです。
今回の記事が皆様の家づくりにとって参考になれば幸いです✨
それでは良い家づくりを!
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