太陽の光がみちるウッドフロアのリビング
三人家族、小さい女の子との毎日に寄りそう、ぬくもりある天然オークのウッドフロア。
本物の木をふんだんに使った空間で、家族の時間をゆったりすごして欲しいという思いを形にしました。1階、2階ともに床材には天然の木の質感と、素朴な風合いが残るオーク材を使っています。
たくさんの木材サンプルをご用意し、実際の木を「目で見て」「手で触れ」ながら、お客様と一緒に選びました。
吹き抜けは大胆に切り取った窓で、太陽の光をたっぷり取り入れ開放的に。
昼は家全体にあたたかな日が差し込み、夜は月や星による癒しの光がまたたきます。リビング、キッチン、2階フロア、家族が集う場所に優しい自然の光がみちるようデザインしました。
家族をつなぐセカンドリビングへ通じるスケルトン階段
2階フロアへの階段は、黒アイアンと木材の組み合わせでスタイリッシュに。
細い黒アイアンでナチュラルな空間を引き締めつつ、吹き抜けの解放感をそこなわないデザインにしあげています。それにより、階段をあがった先にあるセカンドリビングとのつながりを持たせ、別フロアにいる家族も近くに感じられる空間をつくりました。
はずむ会話が食卓を彩るダイニングキッチン
自慢の手料理を引き立てる、パッと目を引く明るいキッチン。
ナチュラルな空間になじむよう、白を基調とした木目調のデザインを選びました。キッチンには天然の木材ではなくキズや汚れに強い面材を使用しています。また、コンロの手前には高さのあるオイルガードを設置、床材を傷めない工夫もポイントです。
機能性も十分に考慮した、ぬくもりあるナチュラルな空間にしあげました。
ゆとりのダイニングテーブルで、もっとも大事にしたい家族の時間を。
あえてリビングとは対角の位置にダイニングテーブルを設置し、食卓からリビングのテレビが見えないようにしています。食事は家族の時間、お子様との会話をじっくり楽しみたいという思いを形にしました。
また、キッチンとダイニングテーブルを横並びにすることで、料理しやすい動線も確保しています。
キッチンからお子様を見守る、灰桜色の畳によるキッズスペース。
キッチンの奥には、お子様の遊び場として小上がりの畳スペースを用意しました。オークの床材と調和するよう、ベージュに近い灰桜色の畳を使用。すりガラスの地窓からはやさしい光が差し込みます。
お子様が自分でおもちゃを片付けられるよう、小上がりには引き出し収納も設けました。
客人にも住人にも心地いい 華やぎインテリアが出むかえる玄関
黒の扉がアクセントのツーウェイ玄関。
玄関は広く取り、来客時と私用時とで動線を分けました。お客様が来た時は、左の扉からリビングへ。普段は、右の収納スペースを通り、上着や荷物を置いてから家の中へ。
また、ペンダントライトの下もポスターやクリスマスツリーなどインテリアを飾れるよう、広いスペースを確保しています。
訪れた友人、帰ってきた住人、どちらもあたたかくむかえます。
ハイサイドライトで明るく清潔感のある水回り
広めのランドリールームで雨の日も洗濯を明るく。
衣類の洗濯、乾燥はもちろん、畳んだ後の収納まで、この場で全てを完結できるように設計しました。高い位置に取り付けた窓、ハイサイドライトからはたっぷりの日差しが差し込みます。雨の日でも明るく清潔感のある空間で、毎日の洗濯が快適になるよう工夫しました。
シャビーシックなタイルがかわいい、ウッドデザインな洗面台。
奥様こだわりのタイルをならべ、木枠の鏡を設置することで、ナチュラルかわいい雰囲気にしあげました。リビングとはまた少し違う、女性らしい雰囲気がポイントです。こちらもハイサイドライトによる日差しで、明るさと清潔感あふれる空間をつくりました。
空間をムダなく使い切る省スペースの手洗い場。
2階のトイレ横には小さな手洗い場を用意しました。丸い鏡とペンダントライト、コンパクトな洗面台で狭い空間をナチュラルかつシンプルに見せています。
ひとり時間に没頭できる シックで大人な仕事部屋
グレーの壁で囲われた、秘密のひとり空間。
ご主人の要望だった書斎は、あえて狭い空間にすることで作業に没頭しやすい雰囲気をつくりました。壁紙をグレーにすることで、他の部屋とは切り離した大人な空間を意識しています。最低限の棚と机のみを設置し、目の前の仕事や読書にしっかり集中できるように。