建物面積 | 敷地面積 | 工法 | 工期 |
1F 101.85㎡(30.80坪) |
340.50㎡(103.00坪) | 木造在来軸組工法 | 6カ月 |
家づくりは性能やデザインと同様に
一緒に家づくりをする「人」も大事
ご夫妻ともに一戸建ての家で生まれ育ったため、「家庭を持ったらマイホームを持つのが当たり前」という感覚で家づくり計画をスタートしたTさんご夫妻。子どもが1人、2人と増え、アパートも手狭になってきたことから、できるだけ広い家に住みたいという想いもあって、奥様のご実家が所有していた約100坪の土地に家を建てることになりました。
延床45.7坪のワイドなご新居は、切妻の屋根と四角い外壁を組み合わせた外観が個性的。玄関に入ると、間接照明でアクセントをつけた端正な空間が迎えてくれます。
T様ご夫妻の家づくり計画は、ネット検索からスタートし、まずは気に入った住宅会社をリストアップ。それぞれの会社の特徴を書き出してまとめ、見に行きたい会社を数社に絞って、見学会やモデルハウスを訪ねました。
「幸和ハウジングさんのことは、もともとCMで見て知っていたし、ネットの施工事例も気に入ったので、当時住んでいたアパートの近くにあった藤枝店を訪ねてみました。そこで出会ったのが今の担当者さん。幸和さんを選んだ一番の理由は、『この担当者さんに家を一緒に建ててもらいたい!』と思ったからです。家づくりって、建物も大事だけれど、それに関わる『人』もすごく大事だと思うんです。その点、担当者さんは最初にお会いしたときから、説明がとてもわかりやすくて、豊富な知識とプロとしての考えをしっかり持っているところに魅力を感じました」と奥様。
その他、当社の家は耐震性がしっかりしていることや、自分たちの希望をすべて入れ込んだファーストプランを提案してもらえたことなどを、当社を選んだ決め手として挙げてくださいました。
「それに、打合せの際にはいつも営業担当者さんに加えて設計士さんも同席してくれたので、直接希望を伝えたり、意見を聞けたりしたのがよかったです」とご夫妻。
1階全体を回遊できる動線で
暮らしの「質」がレベルアップ
プランの際には、奥様は平屋を、そしてご主人は2階建てを希望。結果的に、お二人の意見を尊重して、主寝室を1階に設け、平屋スタイルの暮らしができる2階建ての家にすることに。玄関を中心にLDKと主寝室を左右に振り分け、その中間に水回りスペースを配置してあるため、生活動線がスムーズです。「今は育休中でずっと家にいますが、月に数えるほどしか2階へは行ってないですね(笑)」と奥様がにっこり。
玄関・ファミリークローゼット・水回りスペース・LDKは回遊できるようになっていて、帰宅したら玄関へ上がって、ファミリークローゼットで着替えをし、洗面で手を洗って、ダイニングキッチンへ抜けるまで動きに無駄がなく、ストレスフリーに暮らせます。
さらに、ダイニングキッチンも、アイランドキッチンを中心に回遊できるので、家事が楽々。カップボードなどの収納も十分に確保しました。
ダイニングは吹き抜けになっていて、南面のテラスデッキとの相乗効果により、開放的でホテルライクな空間が実現しました。
吹き抜けを通じて、2階ホールにいる家族と声を掛け合うことも。「上下階で会話できるのが意外と重宝していて、ちょっと頼み事をしたりするときに声をすぐ掛けられるので便利なんですよ」とご主人。
アイランドキッチンに立つと、2階ホールを含む室内全体が見渡せて、「子どもの様子を見守りながら料理を作ったり、テレビを観ながら片付けをしたりできるから快適です!」と、奥様も大満足のご様子。
高気密・高断熱で夏も冬も快適!
家族共有のワークスペースが自慢
広々としたリビングの一画には畳コーナーも設けてあり、現在はキッズコーナーとして大活躍しています。畳に座り込んでおもちゃ遊びをしたり、ゴロンと寝転んだりできるので、子どもの大のお気に入り空間になりました。
高気密・高断熱のおかげで、室内は夏も冬も快適。「空間が広いので、冬に寒くないだろうかと気になりましたが、実際に暮らしてみたら、心配無用でした。冬でも床暖房だけで十分に暖かいです。それに、何より結露しないのがすごく良いですね」とご主人。
また、ご新居で特徴的なのは、キッチンの真横に4畳半のワークスペースを設けてあること。「普段は夫婦ともに家で仕事をすることが多いので、仕事ができる場所が欲しかったのと、子どもが勉強するのと同じ空間で仕事をすることで、働いている姿を見てもらいたいという気持ちもあって。家族みんなが使えるように書棚やスポット照明、コンセントもしっかりと4人分用意してあります」と奥様。
造作のカウンターをL字型に設け、仕事の際に必要な奥行きを確保。子どもが勉強するときも、教科書とノートを広げて使えます。また、「南面に窓を設けると、日当たりの加減で手元が影になるので、快適に勉強や仕事ができることを最優先し、あえて南側に窓は設けませんでした」とご主人。キッチンに立ちながら、子どもが勉強する様子も見守れます。
リビングの南面には建物でコの字型に囲んだテラスデッキがあり、バーベキューやプール遊びに活躍。庭で遊ぶときもベンチ代わりに腰掛けられます。
そして、2階は将来子どもがもう一人欲しいと思っているので、子ども部屋は大きな部屋と小さな部屋を1部屋ずつ確保。将来は大きな部屋を2部屋に仕切って使えるように、出入り口を2つ設けてあります。
収納場所が明確になったので
部屋が散らからず、片付けも楽々
ご夫妻に暮らし始めてからの感想を伺うと、「基本的にはもちろんすべて気に入っていますが、特に気に入っているのは、機能的な収納計画のおかげで、どこに・何をしまうがはっきりしたので、脱ぎっぱなしの癖が減ったことです」とご主人。
一方、奥様も、「ファミリークローゼットの位置が絶妙ですね。例えば、お風呂上がりに靴下を履きたくなったとき、脱衣室のすぐそばにファミリークロークがあるので、さっと取り出せたりして、些細なことが便利なところが気に入っています」とにっこり。普段の小さな便利さの積み重ねが、ゆとりの時間や快適さをもたらしてくれます。
幸和ハウジングとの家づくりを振り返り、「営業担当者さんに加えて、設計士さんやインテリアコーディネーターさんなど、それぞれの分野のプロが家づくりを親身にサポートしてくれたのがありがたかったですね。現場監督さんもすごくよくしてくれたし、とにかくスタッフ間のコミュニケーションがよく取れていて、誰かに言えばみんなに伝わるので安心していられました。幸和さんの対応で嫌な思いをしたことは一度もありません」と奥様。
住まい手と作り手お互いに何でも意見を言い合える関係を築けたからこそ、のびやかで快適な理想の暮らしを実現できたと、ご夫妻が喜びを語ってくださいました。