コラム column

土地探しを優位に進める5つのヒント

家づくりをする上で土地から探していく方は約7~8割と言われています。つまり、いくら建築会社を見学に行って気に入った会社があったとしても土地がなければ当然計画は成り立たないわけです。

そこで今回は土地探しをする上で、家づくりを計画してすぐ土地が見つかる方と、土地探しにつかれてしまい家づくりを挫折してしまう方との違いを解説していきたいと思います。

土地探しを人任せにしてはいけない

家づくりを考え出した時、自分たちが住みたいエリアというのはかなり漠然としていると思います。

今住んでいる賃貸の近くがいいのか?
実家の近くがいいのか?
はたまた職場に近いほうがいいのか?

考え方は十人十色。正解はありません。だかろこそ自分たちで不動産会社をまわり全て決めて土地を購入してく方は本当にごくわずかで、ほとんどの方は土地探しを建築会社にお願いすることになります。

基本的に建築会社は建物を気に入っていただけても土地がなければ建築することが出来ませんから、建物だけ決めていただいても実質売り上げにはなりません。ですからお客様と土地探しを一緒にしていくのが通常の流れになります。

そこでいろいろな会社を周り
「いい土地があったら紹介してください」
とおっしゃる方が一定数いらっしゃるのですが実はこのお願いの仕方は大間違いなんです。

建築会社の営業マンも人間ですから自分の会社の建物をたててくれるかわからない方や軽い気持ちで土地探しを依頼される方よりも真剣に自分の会社で検討していただいている方を優先したいと思うのは当然ですよね。

 

土地を紹介されたら感想やフィードバックを怠らない

例えばこんな例が挙げられます。紹介直後にすぐに土地を見に行ってくれて
「ここの土地、すごく立地はいいんですけど小学校の距離が・・・・もっとこの学区付近に絞って紹介してくれますか?」
といった具体的なフィードバックをくれる方。かたや物件シートだけを見るだけで全く現地を見に行っていただけない方がいたとします。

後日どうですが?と反応を伺うと
「いやーなんとなくあの辺は印象よくないし、なんか道も狭そうだし・・・・まー、またいい物件あったらお願いします。」
上記のような対応ですと、私たちの土地探しに対する熱量は当然違ってきます。そのため前者の様なお客様を優先してしまうのはどのメーカーでも起きている現実です。家を建てるために土地を探すのですから、紹介された物件に対しては意見や感想をしっかりと建築会社と共有し、次への土地探しの糧にしなければなりません。これなくして理想の土地は絶対に見つかりえません。このフィードバックを絶対に怠らないように注意しましょう。

 

土地探しはパートナー選びが大切!

そう、結論を申し上げると土地探しをする上で一番大切な事は「パートナーから先に決める」ということです。家づくりは二人三脚ですすめていくのが、一番土地探しの近道です。信頼できる会社と、営業マンに出会えるまでは、正直いくら土地を探しても購入することは難しいと思います。

なぜならいくらの土地なら自分たちの理想の予算に収まるのか?
無理のない返済計画なのか?
この土地で理想の家は建てられるのか?

これらの問題をすべて解決してくれる。
安心して任せられるメーカーを絞ってからでないと真剣な土地探しは始まらないといってもいいかもしれません。逆に建築会社が決まると不思議なものですぐに土地が見つかる方も珍しくありません。このパートナーと家を建てるぞ!と決断ができたのですべての運気が好転しているのかもしれませんね。全てのお客様に当てはまることではありませんが、土地探しは建築会社から決定することをお勧めします。

 

無いものは無い!出ないものは出ない! 割り切りが大事です

ほとんどの建築会社は常にお客様の情報を把握し、最善の土地を紹介しようと考えます。しかし、家づくりを考え出したばかりのお客様が、50坪、60坪と具体的なイメージがわくはずもありません。

土地探しのヒアリングの際に

「どのくらいの大きさの土地をお探しですか?」
「駐車スペースは何台確保したいですか?」
「お庭でどんなことをしたいですか」

などなど様々なことを聞かれると思います。土地は坪数が大きくなればなるほど、当然価格は高くなります。

例えば
「60坪欲しいけど1,200万円以上は出せません」
「今はこのエリアで出てませんけど、少し前に安い物件が出てたから、きっと待っていれば出ると思うんです」
というようなお考えを持っていると、本当にいつまでも土地が見つかりません・・・

ないものはない。
でないものはでない。

と柔軟な考えを持ち、本当に叶えたいことはなんなのか整理してみることが大切です。

「土地は60点以上をクリアしてれば買い」といわれることがあります。足りない残りの40点は建築会社の間取りやデザインで補ってもらい100点にすればよいのです(^^♪

本当に頼れる会社でしたら、それを補う素敵なプランを提案してくれるはずです。

 

いかに良い会社の良い営業マンに出会えるか

ご存じでしょうか。

実は土地を紹介するうえではどの会社も同じ媒体で土地を探し、どこに行ってもほぼ同じ土地が紹介されるということを。つまり本当に信頼できるパートナーに出会えれば、今までに見て知っていた土地でも新たな側面や良いところが見えて購入に至ることもありますし、金額や立地だけではない様々な角度から土地を検討することが出来ます。

不動産や家はいつの時代も
「どこで買うか」ではなく「誰から買うか」
ということのほうが重要かもしれません。

これらを踏まえ土地を探すことが出来れば、本当にいい家づくりができるかもしれません(*^^*)

一生に一度の家づくり、ぜひ悔いのないようにしたいですね!

 

 

今回の内容をまとめると

1.土地探しは人任せにしないほうが良い
2.相手には自分の意見をフィードバックし、理想の土地を絞り込んでいきましょう。
3.信頼できるパートナーと探すことが大事です。
4.いくら待っても出ないこともあります。今ある土地の中でいかに100点に近づけられるか考えましょう。
5.最終的には「人」で判断することも大事です。

 

以上、皆さんのご参考になれば幸いです。

 

 

とはいえ、土地は住めば都。
どこでもある程度は順応できます。

本当に大事なのは、
「誰と、どんな家で、どんな暮らしがしたいか。」

本質を見失わないようバランスを上手に取りながら家づくりしていきましょう。

お問合わせ inquiry

幸和ハウジングの家づくりに興味のある方は、
お気軽にお問い合わせください。

店舗案内 shops