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「借景」

野クル第4弾

コロナによってできなかったお花見を、3年ぶりに満喫しているというニュースが多かったのですが、そろそろ桜が散り始め新緑の若い葉が少しづつ夏に向けて出始めていますね。

キャンプでテントを張る際に、どの位置にテントを張ればくつろぐ時に景色が良いかなと考えながらテントを張ようにしています。やはりロケーションには気を使ってゴロゴロしたいものです。

 

 

お客様の間取りをご提案する際にも建築地に行って周辺環境の確認をするのですが、来年3月にお引越しを予定されているお客様の場合、建築地の東隣りに見事な桜並木があります。お客様のご希望は勿論ですが、ご提案の間取りには年に2週間くらいしか見頃はないものの、桜並木をよーく見えるように窓の位置を考えた間取りのご提案をさせていただきました。今年見た桜並木を来年には新居でくつろぎながら眺められるのは羨ましい限りです。

 

敷地に桜並木のあるお宅とか聞いたことはありませんが、敷地から見える景観を間取りや窓の位置で取り込むことによって「景観を借用」してしまう「借景」の考え方を家づくりの考え方としてみてはいかがでしょうか。自己のみでは造りうることのできない景観を借りてしまうのです。土地をこれから探される方は利便性も大事ですが、敷地からの景観も検討されてみたり、既に建築地をお持ちで、周りが家だらけだよという方も窓の位置や間取りによっては青空だけが見るようにすることも可能かもしれません。そのような考え方に興味をおもちいただけましたらお気軽にお声がけください。

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