【施主支給は本当にお得?】施主支給をする上で重要な3つのポイントを解説!
こんにちは!豊橋店です(^ ^)
今回は、実は知っているようで知らない?「施主支給」にスポットを当てて記事にしてみようと思います。
近年の情報発信の手軽さから、私たちは様々な情報に触れる事ができるようになりました。
自分の家をオシャレにしたい。家づくり失敗したくない。もちろん弊社も気持ちは同じです^ ^
お施主様の思いを最大限汲み取って家づくりをさせていただいておりますが、そんな中でも気をつけて欲しいのがこの「施主支給」です。
今回はこの施主支給を考える上で注意して欲しい考え方を3つにまとめました。
是非最後までご覧いただければ幸いです(^ ^)
施主支給ってなに??
施主支給とは家を建ててもらうハウスメーカーや工務店さんなどが扱う商品以外の建材や商品を、自分で見つけてきて取り付けてもらう事です。
施主支給には一般的に以下のメリットが挙げられます。
1・メーカーで取り扱う商品を、企業を通さずに自分で発注する事によりコストダウンする事ができる。
2・様々なメディアで紹介されているオシャレな商品を支給する事で、他の人とは違うオンリーワンの家づくりができる。
えっ、安くてオシャレになるならすごくいいじゃん。そう安易に思われる方が少なくありません。
ただ施主支給には大きな落とし穴がある事をご注意いただきたいと思います。
ほとんどの商品に「保証」がない
実はここがとても大きな問題点になります。そう、ほとんどの商品はネットで購入することにより安く入手する事ができるのですが、その多くの商品には「保証」が存在しません。
なんだ、そんな事か。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、家は建ててからの維持、メンテナンスがとても重要なのです。
例えばご自分で照明器具を支給された場合、照明器具は設置するまで付くか付かないかわかりません。
照明器具には初期不良などがとても多く見られますので、初めは元気に点灯していたのに3ヶ月後にいきなり付かなくなったということも少なくありません。
弊社で選定、工事をした場合は初期不良も含め3年間は保証期間が付きますので、何かあった場合も弊社で再度交換、取り付け工事を無料で行う事ができます。
そう、つまりハウスメーカーや工務店などの建築業者は設置した後の「リスク」を負っているのです。
ご自分で購入された場合はそのリスクを自分で背負う代わりに安く購入する事ができる。とも言えますね。
付属品が入っていない、規格が合わないなどの二度手間が発生
施主支給には大小ありますが、簡単に設置できるタオル掛けや、ミラーなどの商品を購入される事がよくあります。
その際、私たちは最終仕上げ工事のタイミングで取り付けしてもらう日を段取りし、業者さんに取り付けに行ってもらうわけですが、非常によくある事例として
「ビスが付属していない」「商品の寸法が大きくて設置ができない」などのトラブルがあります。
工事監督から「この日までに支給品を現場に搬入してください」とアナウンスをさせてもらうのですが、職人さんを現場に入るよう段取りした際に、専用のビスが付属していない、接続パーツが足りない、などの理由でその日に取り付けができない事が多々あります。
この場合は当然お施主様に、「この日に現場に行ったのですが、付属品が足りず取り付けできなかったので職人さんの人件費をください」と請求する事はまずできない為、私達メーカー側が被害を被る事になります。
施主支給をする上で必ず守らなくてはならない事があります。それは、工事の進捗を止めない事。
ご自分の家だからと言って、工事の進捗に影響を与えてしまうことは許されません・・・
また、お施主様には商品の詳細の規格や仕様表などを提出してもらう義務も発生してきますので、規格や寸法がわからないような(特に海外製品)商品はとてもリスクが伴います。
購入してから家で温めていて、いざ設置のタイミングになり現場に持っていったはいいが不具合があった、パーツが足りなかった、となるとその頃には返品できる期間も終わっておりますので、再度買い直しの費用がかかったり、日を改めて発注する必要が出てきます。
取り付け方が悪い?商品自体が不良品?
不具合が起こるとなると当然お引き渡しの後になります。
その際には取り付け方が悪かったのか、商品自体に問題があったのか。判別する事が非常に困難になります。
取り付けに不具合があったのであればこちらの負担で直すこともできるのですが、上記の理由から保証は受けられず、ご自分で再度購入するか、補修代を負担しなければならない可能性が出てきます。
ましては商品自体に保証がない事が多い為、タオル掛け程度なら可愛いものですが、水回りに関わる商品を支給した場合
配管トラブルで折角の新築が水浸しになったり、全く保証を受けられなくなるケースも起こります。
家の本体工事に絡むような施主支給はとてもリスクを伴います。
どこまでリスクを許容できるのかご自身でしっかりと考える必要があります。
まとめ
施主支給で気をつけるポイントは3つ
・保証がないというリスクをよく理解しましょう
・購入時に、設置する為には何が必要で何が足りないのか、事前に付属品を確認しましょう
・取り付ける前に商品自体に不具合がないかよく確認しましょう
以上を検討した上で、施主支給をしたい!とお考えになるのでしたら大丈夫です。
打ち合わせの段階で営業、または工事担当者とよく確認をしましょう。現場立会いの際に工事監督に見てもらうことも必要です。
ちなみに弊社では、支給品がある際は商品概要の詳細の明示と保証が適用できないことをご理解いただいた上で取り付けをさせていただいております。
ネットが広く普及し、様々商品の情報が飛び交う現代ではどの建築会社様も「施主支給」は避けては通れないと思います。
ただお互いが気持ちよく進めていけるように上記の考え方に気をつけなければいけません^ ^
安易な気持ちで「安くできるから」と施主支給をし、失敗されたお客様をたくさん見てきました。
基本的にはメーカーさんの選べる範囲の中で選択するのがとても安心ですが、細かい仕上げまで全てこだわりたい!というお気持ちもよくわかります。
ぜひこだわりを叶えたい場合は一度ご相談していただくことをおすすめ致します。
以上、皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました(^ ^)
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