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涼を求めて…

幸和ハウジング 設計 門奈です。

 

八月半ば、例年以上に暑い日が続いておりますが如何お過ごしでしょう?

 

暦の上では8/8に立秋を迎え、「秋」に…ですが、とても“残暑”とは言えない暑さ…

設計職は基本、社内での図面作成や、御客様との打合せが主になりますが…現場へも足を

運んでおります。(過去のブログ参照)

まだ、エアコンがついていない現場で作業されている大工さん、職人さん、弊社現場監督

に比べれば、比ではありませんが、それこそ頻度が少ない分、現場での暑さはこたえます。

 

斯様な暑さの中、今回、涼を求めて「浜松市の御茶室」へ訪れて参りました。

「浜松市の御茶室があるの?」と、知らない方もいらっしゃるかと思いますが、立派な施設

が、浜松城公園の北側にあります。

と言っても、木々に囲われた小高い傾斜地に建っているため、外部からは姿が見えず…

道路から見上げると、木々に囲われて立派な門が建っております。

 

 

木立ちが日差しを遮ってくれ、都会の暑さは… “多少” 落ち着いてくれます。

門をくぐり、先に進むと、平屋造りの立派な建物が。

 

平成9年に建てられたこの茶室、世界的にも有名な建築家が設計されていらっしゃいます。

国内では「東京国立博物館 法隆寺宝物館」を始め、東海エリアでは、豊田市美術館、掛川

市の資生堂アートギャラリー、等々。

海外ではニューヨーク近代美術館MoMA新館などを設計された、谷口吉生さんです。

美術館建築が有名な方ですが、浜松市の茶室を始め、豊田市美術館の敷地内に建つ茶室も

設計されております。

 

元々この茶室が建つ前は、小高い傾斜地を利用した、浜松市の弓道場があった場所。

矢を誤射しても周囲に影響が少ないよう、斜面に囲われた立地だったかと想像しますが、

その跡地を利用して緑豊かな日本庭園が茶室の前に広がっております。

 

 

今回、御茶室で、御抹茶をいただきましたが、暑さのせいか?気が付いた時には、「時すで

に遅し…」。写真も撮らずに、和菓子と御茶を口にしてしまいました…

 

一服いただいた後に、庭園を散策。

日常の喧騒を忘れ、落ち着いた心持になります。

 

近年、住宅の計画に和室の要望は、少なくなったものの、年に何件かは和室、畳コーナー、

を作らせていただいております。

弊社では各店舗に和室のあるモデルハウスも御用意しておりますので、是非、御来店いただき

「和の設え」を御覧になってください。

変わったところでは、躙り口(にじりぐち)を御用意している店舗もございます。

 

 

今回、浜松市の御茶室「松韻亭」を訪問致しましたが、日によっては貸し切りで催しがされて

いたりして、入れない事も…。また、「御抹茶」をたてていただける日と、「御煎茶」をいただ

ける日があったかと思いますので、伺う前に事前確認して行かれるとよろしいかと。

 

まだまだ暑い日が続きます。

「涼を求めて…」茶室を訪問しましたが、もう少し先の紅葉の時期が良かったかも。

 

 

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