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壁量計算と許容応力度計算

皆様こんにちは!袋井店のKです!!!

今回は皆様とても気になる耐震について簡単にご説明したいと思いますので是非参考にしてみてください。

耐震等級という言葉を聞いたことはありますか?

耐震等級とは、建物がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級であります。

この等級を示すにも計算が必要になってきます。それを構造計算と呼びます。

構造計算にも計算方法が

『壁量計算』と『許容応力度計算』の2パターンがありますので今回はこちらについて簡単にご説明したいと思います。

壁量計算

壁量計算とは、地震や台風に対して有効な耐力壁や壁の量や配置などを簡易的な計算で確かめる計算です。

行っている内容としますと、間取りの横軸、縦軸で耐力壁が十分かどうかをチェックするだけ。

あくまで壁の量を検討するのみで、基礎、柱、梁、床、屋根、バランス等は全く考慮されていません。

建築基準法に沿った最低基準の計算方法になります。

許容応力度計算

許容応力度計算とは、壁量計算よりも厳密に計算する方法で荷重や地震に対して柱や梁などが十分に耐えられるかどうかを細部まで計算する方法です。

☆行っている内容☆

・鉛直荷重(重さに耐えられるか)

・風荷重(風に耐えられるか)

・地震荷重(地震に耐えられるか)

・層間変形(構造を支える柱がどれだけ変形するか)

・偏芯率(柱の配置のバランス)

・剛性率(各階のバランスによりねじれに耐えれるか)

・解析(各部材、接合部に加わる力は大丈夫か)

上記の内容を許容応力度計算では実施しています。

許容応力度計算をしている建物の例としますと、学校や体育館、警察署など避難所となる場所等絶対に倒壊してはならない建物には実施されています。

避難所のような施設と同等の耐震性を保つことができます。

まとめ

許容応力度計算が実施されていない理由としては、

・建築基準法にて許容応力度計算が義務化されていない

・使用する部材が数値化できない

・許容応力度計算をするスキルを持った人材が不足していること

・手間やコストがかかるから

上記の内容から、許容応力度計算を実施する住宅会社はとても少なく、昨年は94%の木造住宅が許容応力度計算を実施せずに建てております。

また耐震等級3でも『壁量計算で計算した耐震等級3』と『許容応力度計算で計算した耐震等級3』では全く別物になるということです。

皆様もせっかく新築を建てるなら地震に強い家を建てたいと思いませんか?

当社では、全棟許容応力度計算を標準で実施しております。

 

耐震に少しでもご興味のある方、これを見て少しでもご興味を持たれた方は

是非一度幸和ハウジング 袋井店へお越しください。詳しくご説明させていただきます!

スタッフ一同心よりお待ちしております!!!

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